Thursday, June 6, 2013

13年4月一般職業紹介状況

沖縄労働局より「労働市場の動き」が公開された.(総務省統計局経由のほうが比較的利用しやすい形式でデータが得られる)

サービス業や建設業を中心に求人数が急増しており(円安は…),有効求人倍率は0.5前後となっている.なんでも季調値では約23年ぶりの高水準らしい.学生の大半にとっては人生最高のアップサージのようだ.就活中の人はこの波に乗って欲しいところ.(沖縄の戦後史の中でも極めて高い水準である.70年代には0.1以下のときすらあったのだ.)

本エントリではBeveridge curveをプロットしてみた…が今のところ頑健な関係をあぶり出せていない.

変数の定義は齊藤誠他『マクロ経済学』に倣っている:
  • u = 完全失業者数 / (完全失業者数 + 雇用者数)
  • v = 欠員数 / (欠員数 + 雇用者数)
    • 欠員数 =有効求人数 - 就職件数
沖縄のBeveridge curve, 2011/01-2013/04. 出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況」, 沖縄県「労働力調査」
単回帰する分にはuとvに有意な関係がないようにも見える(ただしどちらもI(1)濃厚).

Coefficients:
            Estimate Std. Error t value Pr(>|t|)    
(Intercept)  10.2447     1.5932   6.430 8.19e-07 ***
v            -1.0721     0.7231  -1.483     0.15    
---
Signif. codes:  0 ‘***’ 0.001 ‘**’ 0.01 ‘*’ 0.05 ‘.’ 0.1 ‘ ’ 1

Residual standard error: 0.9086 on 26 degrees of freedom
Multiple R-squared:  0.07795, Adjusted R-squared:  0.04249 
F-statistic: 2.198 on 1 and 26 DF,  p-value: 0.1502


いろいろなパターンでdetrendingを施しても右下がりのBeveridge curveが頑健に観察されるわけではなかった.観測期間が短すぎるのかもしれない.

Reference:
齊藤誠・岩本康志・太田聰一・柴田章久 (2010) 『マクロ経済学』有斐閣


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